東京都議会選挙の結果分析が的外れている

自民党の歴史的な大敗となった東京都都議会選挙ですがその結果をいろんなマスコミも分析しています。

特に都議会議員による党本部への不満という形で責任を党本部へ問うような記事が多く見られますが、今回の選挙に関しては自民党本部の影響よりも自民党の都議会議員そのものがもたらした結果というのが有権者の一般的な感覚ではないかと思われます。

エッ?確かに選挙直前に稲田大臣の問題発言や豊田議員の問題行為などが報道され自民党にとっては大きな打撃と捕らえられているのかもしれません。

しかし稲田大臣の発言などむしろこれまでの言動からまたやらかした程度でそれがどの程度票に影響しているかといえばほぼ関係ないように感じます。

また豊田議員もパワハラとも取れる内容の音声が世間に知れ渡り離党する羽目になってしまいました。それもどちらかといえば自民党都議会の問題というよりも個人的な問題と考えている人のほうが多いと思われます。

どこの党関係なしにこのような人には政治を任せたくないというだけだと思います。

私が考えるもっとも大きな理由は以前の小池都知事が誕生したときの握手を拒否した自民党都議会議員の印象の悪さが最大の敗戦要因だと考えます。

これまでは国政で都議会の自民党議員というのはクローズアップされることなく好き勝手やってきたことがあの報道でつまびらかになってしまったということです。

あの報道だけではイメージが悪いというだけですがその報道をきっかけに都議会における自民党議員がどういう存在であるかを多くの人が知ってしまい、あのような状態ならとうてい自民党に入れることができないということになってしまったのではなかったと推測できます。

国政において比較的自民党政権が安定しているいま党本部に責任を転嫁しようとしていても少々無理があります。

今は落選して元都議会議員となってしまってますが、敗戦要因は自らにあったと反省しない限り返り咲きの見込みはほぼないのではないでしょうか。